マッサージの特徴を知る!

訪問マッサージとは

訪問マッサージとは「自力で通院できない・歩行が困難・安静が必要」といった
主に高齢者の人の自宅にあんまマッサージ指圧師の国家資格をもったマッサージ師が訪問し、
単なる疲労回復のための慰安マッサージではなく
身体機能の回復を目的としたリハビリ要素の強いマッサージを施術することをいいます。

 

この訪問マッサージで提供しているマッサージは健康保険
(後期高齢者医療保険、国民健康保険、社会保険、共済組合保険など)が適用されますから、
1回当たりの負担額は約300円〜600円です(負担額は保険の種類による負担割合で異なります)。

 

訪問マッサージは医師が発行した「同意書」があれば、
介護保険の限度額に関係なく患者の希望に応じて利用できるという特長のあるものです。

 

なお同意書は医師が「マッサージ治療の必要性を認めた場合」に限って発行されるもので、
病名・症状(主訴を含む)・発病年月日が明記されています。

 

自力で通院できないほどに歩行が困難になったり寝たきりで安静が必要な状態になったりすると、
運動量が落ちることで筋肉は痩せ、次第に「筋萎縮」が起きます。

 

さらに筋萎縮になると、
筋肉に付着している関節を意のままに可動することができなくなることでやがて「関節拘縮」を招きます。

 

訪問するマッサージ師は手技と関節可動域訓練(関節運動法)を行うことで
血液・リンパの循環改善を促し、筋萎縮による血行不良やむくみ(浮腫)を軽減します。
また運動法によって他動的ではあれ運動をさせることで酸素摂取量が増えるため、
関節拘縮の改善にも効果があるのです。

 

わが国の急速な高齢化社会への変化、自宅療養の奨励、介護負担の増加など
高齢者を取り巻く環境変化は、今後の訪問マッサージ希望者の一層の増加につながりそうです。

 

 

リンパマッサージとは

人間の全身には静脈に沿うように「リンパ管」が網の目のように張り巡らされていて、
そこを血液中の血漿に由来する無色透明の液体が流れています。

 

その液体のことを「リンパ」または「リンパ液」といいます。

 

リンパ液は血液や細胞の中の老廃物を取り込んで、
耳の下・わきの下・足のつけ根・ひざの裏など全身に約800箇所もある
「リンパ節」という部分に運びます。

 

リンパ節は細菌などを血液循環に入れないようリンパをきれいにする浄化作用の働きをしています。

 

リンパが滞ると老廃物や細菌でドロドロになって排出機能が低下することで、
体の余分な水分や老廃物・毒素が体内に蓄積されます。
それが原因で、免疫力の低下・内臓機能の低下・疲れやだるさ・肩や首のこり・
肥満・むくみ・肌荒れ・シミなどさまざまな問題が起こるのです。

 

こうしたリンパの流れを滞らせないために行うのが「リンパマッサージ」です。
両手の指先を使ってリンパがスムーズに流れるよう施術することで、
水分や老廃物を排泄しやすい体に変えるためのマッサージと言えます。

 

リンパマッサージは、従来行われていた免疫力や内臓機能の低下、
疲れ・だるさ・こりの解消といった健康面をめざしたものよりも、
エステティックサロンが行っている美容効果や心のリフレッシュメントを目的にした
リンパマッサージが支持されるようになっています。

 

なお、リンパマッサージは自分で出来ますが、
発熱時・ひどい疲れのとき・ケガをしているとき・妊娠初期・食後2時間以内・酒飲後などは禁止です。

 

また、リンパの流れに逆らった方向へのマッサージは逆効果になることもありますから
注意しなければなりません。